【職場実習】集中訓練プログラムの実習先ってどんなところ?

こんにちは~

ここ最近は「寮ってこんなところ」をご紹介してきました。

今回は「集中訓練プログラム」の職場実習先である「引田屋」さんをご紹介します!!

 

 

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職場実習先『引田屋』さんに取材に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 高校卒業後、関西の調理師学校へ。卒業後、銀座の小さな店で勤めていた時、その店のお客さんだった道場六三郎氏と知り合い、「(道場氏の店で)働かせてほしい」と頼み込み、道場氏のもとで5年修行。27歳の時、銀座の店で料理長を任され10年。夢であった銀座で自分の店を持とうと奔走したこともあったが、実家の引田屋を継ぐことになり、それからおよそ20年。

 

【実習を受け入れたきっかけを教えてください】

 17年前(平成14年)、市内の別の実習受入先(生花店)からの紹介でスタッフの菅野さんが寮生H君を連れてきたのがきっかけ。H君はしっかりしていて真面目な印象。作業も丁寧で、最初はH君がスタッフで菅野さんが寮生だと思っていた(笑)。

 H君は2~3か月の実習を経て「調理師を目指したい」と言い、専門学校へ入学。卒業後都心の飲食店で勤めたが、ある日「持たなかった・・・」と突然店を訪れ、H君と菅野さんと一緒に飲みに連れて行った。

 そこから5~6年引田屋で働いてくれた。以来I君、S君、A君、G君と、ある程度長く受入れた寮生に加えて、6か月限定の訓練生を1か月単位で何名も受入れた。

 

【どんな人にこの仕事の適性があるとお考えですか?】

 この仕事に興味を持って取り組めているかどうか。ただ言われたことをやるのではなく、普段から他の人の働きを見ているか。しっかり見ている子は、やらせたらある程度できるし、反応が早く覚えも早い。そういう子にはこっちもどんどん教えたくなる。

 適性がどうのこうの、器用か不器用かだけじゃない。“好きこそものの上手なれ”で自分の中での判断(興味を持てるかどうか)は大いにあると思う。この仕事に限らず、興味を示せるということは別の仕事にも生かせる。ただ、比較的せっかちな人は向いているとは思う。

 

 ランチ終了後の休憩時間に快く取材をお受けいただきました。

 ちょうどこの日も4月からの訓練生Y君が実習中で、白い作務衣があまりにも様になっていて驚きました。「丁寧に仕事をするし、よく頑張ってくれている」とお褒めの言葉もいただきました。

 また取材にはちょうど実習がお休みだった別の訓練生も同行し、いつになく緊張しながら質問もでき、この道40年の大将の生き方と思いに触れた、貴重な時間になったと思います。